起こし方の種類

文字起こしを依頼する際に知っておきたい、起こし方の種類をまとめました。依頼可能なメディアについても触れています。

文字起こしの種類を知る

音声を文字に起こすことには、いくつかの種類があります。文字起こしの会社に発注する前に、ある程度理解しておきましょう。

ケバ付き素起こし

文字起こしの種類と受付メディアケバ」とは、「えー」「あのー」「そのー」「ええと…」「うーん」といった、特別意味のない発言のことを指します。
また、意味のない単語の繰り返しなども「ケバ」に含まれます。

ケバ付き素起こしとは、こうしたケバも含め発言をすべてテキスト化することです。
ただし、ケバを文字に起こすと非常に読みづらくなる場合もあります。

ケバ取り素起こし

「ケバ」をすべて削除します。
ですが、発言の言い回しなどは変えずそのまま文字に起こします。

整文

ケバを削除したうえで、明らかに言い間違えている部分や、言い直している部分を整えていきます。
読みやすくするために、多少言葉の位置を調整することもありますが、一般的には話し言葉のままテキスト化します。

ですます調・である調

ケバを削除し、話し言葉を「ですます調」や「である調」という読み言葉に変換します。

文字数指定要約

発言の趣旨そのものは変更しませんが、指定された文字数で要約します。

その他の文字起こしの種類

精度の高い起こしとして、「会話分析用逐語起こし」があります。
ケバや会話における相づちなども加え、一語一語を忠実に記録(逐語記録)して、
会話の内容だけでなく、沈黙、言葉の重なり、ピッチ、イントネーションも細かく原稿に反映させる方法です。

このように、文字起こしの会社では数種類の起こし方を用意しています。
テキストデータをどのように使用するのかを明確にして、
その目的や用途に合わせて起こし方を選ぶことで、より効率的に活用できると思います。

文字起こしを受け付けてくれるメディア

文字に起こす種類受付メディアは、以前はカセットやMDが中心でした。最近はICレコーダーが人気で、
音声ファイルでやり取りすることも多くなったと思います。

文字に起こしてくれる会社のほとんどは、想定されるすべてのファイル形式に対応していると思いますが、
事前に受け渡しのメディアやファイル形式を確認しておいた方が良いでしょう。

特にメールでファイルを送る場合は、容量が大きくて送信できない場合もあります。
各種データサーバーを経由して送信するなど、各会社で推奨する方法があります。
(宅ファイル便やfire storageが多いように見えます)

ちなみに、アナログ・デジタルに関わらずオリジナルデータは必ず自身で保管しておくことをお勧めします。
紛失やファイルが壊れるなど、何か起こるか分かりません。先方にコピーしたデータを渡した方が安全と言えるでしょう。