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持っておきたい知識・スキル・道具

テープ起こしは、完全な初心者でも仕事を始めることはできます。ただ初心者とは言え、仕事である以上は納期を守り、
依頼内容にしたがって正確に依頼を遂行しなければなりません。仕事を始めるにあたって、備えておくべき知識・スキル・道具などを紹介します。

テープ起こしの仕事を始めるときにあったほうがよい知識・スキル・道具

テープ起こしを始めるのに特別な資格はいりませんが、以下の知識やスキルは持っていた方がよいでしょう。

知識

<国語力>

例えば「兄弟以外と区別がつかない」という一文を起こす際、音声では「きょうだいいがいとくべつがつかない」となります。
これを「兄弟、意外と区別がつかない」としてしまうと、もともとの文章の意味が変わってしまいます。

こういった誤った文字起こしをしてしまうことのないよう、状況や前後の文脈から内容を汲み取る力が必要になります。
また、ある程度の語彙力も必要ですので、最低限の国語力は必須です。

<一般常識>

会議であれインタビューであれ、なんらかの専門的な議題についての内容を起こすことが主な仕事になります。
もちろん専門知識を身に着けている必要はありませんが、それらの話を理解するための一般常識はあったほうが良いでしょう。

文法・敬語・漢字の知識のほか、ビジネス用語や時事用語、歴史用語が数多く出てきますので、日頃から新聞や本を読んで一般常識を養うことが必要です。

スキル

<パソコンスキル>

仕事の大半はパソコンを通じてのやりとりです。テープ起こしにはスピードも要求されるため、タッチタイピングを身につけたほうがよいでしょう。

メールの送受信や音声再生などの方法も、習熟しておいたほうがよいです。

道具・環境

<パソコン>

パソコンは現代のテープ起こしにおいて、必須と言えます。実際の作業やクライアントとの連絡など、ほぼ全ての依頼案件において必要となります。

<ネット環境>

メールの送受信だけでなく、情報検索でも必要となりますので、こちらも必須です。また、仕事の大半はメールを通じてやりとりされます。
仕事で使うメールは、セキュリティの面から考えても、フリーメールなどは避けたほうが無難です。

<ワープロソフト>

こちらも、あったほうが良いでしょう。ビジネスでは、MicrosoftのWordが一般的です。
Wordと互換性あるフリーソフトもありますが、あまり推奨されません。

<音声ソフト> (「Express Scribe」「okoshiyasu2」「Windows Media Player」など)

必須ではありませんが、あったほうがよいツールです。音声の速度を調整するなど、入力のしやすい状態に音声データを調整することが出来ます。

<イヤホンまたはヘッドフォン> 

パソコンのスピーカーでの長時間の聞き取りは大変です。イヤホンやヘッドホンを利用すると、周囲の雑音がカットされるので音声が聞き取りやすくなります

<その他よく利用されるソフト>

・テキストエディター(「サクラエディタ」「メモ帳」など)

・表記ルール指摘ソフト(「Just Right!5」など)

・音声変換ソフト(「XMediaRecode」「Any Audio Converte」など)

・音声認識ソフト(「Amivoice」「Windows音声認識」など)

・校正ソフト(「ATOK」、「WORDのチェック機能」など

<辞書・参考書>

・「日本語の正しい表記と用語の辞典」

・「改訂新版 朝日新聞の用語の手引」

・「NHK 新用字用語辞典」

・「記者ハンドブック」など