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どうやって仕事をもらうのか
内職でテープ起こしをする方法として、主に「クラウドソーシング・SOHOサイト」「テープ起こしの会社に登録」「フリーランスで活動」といった3つの方法があります。
それぞれについて、受注の詳細や注意点について詳しく解説します。
テープ起こしの仕事をもらう3つのルート
クラウドソーシング・SOHOサイトに登録
テープ起こしの仕事を探している人と、テープ起こしをやってほしい人とをマッチングさせるサイトが数多くあります。
クラウドソーシング系(依頼主が不特定多数の作業者を募集するサイト)、SOHO系(依頼主が特定の作業者に仕事を依頼するサイト)とタイプが分かれますが、受注側にしてみればどちらのタイプも大差ありません。
まずはこうしたサイトに登録をし(通常は登録無料)、「テープ起こし」で検索をかけてみましょう。サイトの規模にもよりますが、それなりに募集中の仕事がヒットするはずです。
初心者の場合は、通常はまず依頼主が行なうトライアルを受けます。合格した場合には仕事を受けることができます。
メリット
- クラウドソーシングはサイトを介した取引となるため、安心して受注しやすい
- 単発の仕事も多いため、自分が仕事をしたいなと思ったときだけ仕事ができる
デメリット
- クラウドソーシングの利用には手数料が必要で、報酬から引かれてしまう
- 単発だと安定した仕事を依頼してもらうのが難しく収入も不安定になる
代表的なクラウドソーシング・SOHOサイト
CrowdWorks
日本最大級といわれているクラウドソーシングです。ユーザーは199万人ほど、仕事依頼件数は195万件ほどもあるとされています。クラウドワークスを使用するためには、会員登録が必要です。登録は無料ですが、正確に自分の情報を書き込む必要があります。仕事が依頼する側は、プロフィールや今までの実績などをチェックして、仕事を依頼できる相手かどうかを判断することになるため、正確な情報を丁寧に書きこんで登録を行いましょう。
クラウドワークスに用意されている仕事カテゴリーは、なんと200種類以上です。あらゆる仕事を見つけやすくなっているので、自分に合った仕事も見つけやすいでしょう。一時的に仕事量が増加するだけ、という場合はなかなか直接雇用しにくいですが、クラウドワークス上なら人手が足りないときだけ依頼することができるため、繁忙期限定でクラウドワークスを利用し、テープ起こしを依頼する人も多いです。テープ起こしの仕事が繁忙期にさしかかると、募集が増えるようになります。
仕事は声をかけてもらって依頼を受けるスカウト制度もありますが、やはり主流は募集をしている書き込みを見て、自分で応募するという方法です。応募したからといって必ず仕事がもらえるわけではないため、まずはスキルを磨いて実績を積むことが大切ですね。クラウドワークスは多くの人が利用しているため、日々募集している案件も変わります。こまめにチェックしていくと、自分でもこれならできそう…という仕事が見つかるでしょう。自分に合ったものからコツコツとこなしていくことで、確実に力がついていきます。自分でどんな仕事を引き受けようか、選びながら仕事ができるのも特徴です。
Lancers
ランサーズも、クラウドワークスと同じく日本最大級のクラウドソーシングです。実績とスキルのあるプロフェッショナルと、プロフェッショナルを求める企業をマッチングしてくれるサイトですね。141カテゴリーもの依頼が可能となっており、その中の1つにテープ起こしもあります。
ランサーズは、多くの人が安心して取引を行えるようにと様々な機能を提供しているのが特徴です。監視体制が整っており、常に安心して利用できるようにサポート。また入金についても、仕事をしたのにお金が受け取れないという問題が発生しないように、発注の後に仮入金という仕組みが設けられています。ランサーズが仮入金にてお金を預かることで、納品をしたのにお金を受け取ることができない、というトラブルを防ぐことができますね。安心して仕事ができるでしょう。
テープ起こしの案件に対して応募、もしくはスカウトでメールが届いた案件をこなす、という仕事の仕方があります。まずは登録をしてみて、自分の情報を詳しく入力してみましょう。依頼する側も、プロフィールが充実している人のほうが依頼しやすいため、仕事も請け負いやすくなります。
テープ起こしの会社に登録
テープ起こしを行なっている会社に作業者として登録し、仕事を受注する方法があります。
ただし、初心者にも定期的に仕事が入るという保証はなく、場合によっては年に数本しか入らないことも。実力がつき信頼が得られれば、定期的な仕事も入るようになるでしょう。
ネットで「テープ起こし会社」と入れて検索すれば、募集中の会社が多く見つかります。気になる会社があれば応募してみてもよいでしょう。
なお、この方法はクラウドソーシングで仕事を受注するよりも難易度が高いため、初心者はもちろん、経験者でもトライアルはほぼ必須となっています。
メリット
- テープ起こしを専門としている業者だから、人材育成にも協力的。技術アップのために仕事をしながら技術が磨ける
- 長く安定して仕事がしやすい
デメリット
- 初心者だとあまり仕事の数を増やしてもらえない
代表的なテープ起こしの会社
ボイテックス
株式会社アスカ21が運営する、ボイテックス。1文字1円のシンプルな料金体系が特徴で、標準納期でもスピーディーに対応することから重宝されており、5,000社以上の企業で信頼されるセキュリティが充実しているテープ起こしの会社です。
インタビュー音源、会議や座談会、セミナー、裁判資料、シンポジウム、動画字幕などなど…あらゆるジャンルの文字起こしをしています。ボイテックスにてテープ起こしを請け負う場合、多くのジャンルの文字起こしをこなすこととなります。幅広いジャンルで活躍したい、活動の幅を広げたいと考えている人にはぴったりではないでしょうか。働きながらスキルアップができます。
ACN
ケバ取りや素起こし・整文・要約コースと様々なコースがあるため、文字起こしをボイテックスから請け負う場合は、様々な文字起こしのスキルが必要となるでしょう。多くの文字起こしを請け負っている会社なので、お仕事の量にも満足できるはずです。
募集しているのは基本的に実務経験者となっています。応募は実際に仕事として十分なテープ起こしの経験があることが条件です。しかしボイスライター養成講座もあり、まだ初心者でこれからテープ起こしを請け負いたい、仕事としたいという人でも挑戦しやすい環境が整っています。募集フォームがサイト内に設けられているため、気軽に応募することができます。
フリーランスとして仕事を受注する
フリーランスとして独立して仕事を受注するには、相応の経験が必要です。
仕事を依頼する側は即戦力が欲しくてフリーランスに依頼するので、初心者が仕事を受注するのは少々厳しいかも知れません。
ただし、知人や親兄弟等の縁故があれば、仕事を直接受注できる可能性もあります。その場合でも、紹介してくれた人に迷惑をかけてしまうことのないよう、ある程度の経験・実力を備えているほうが望ましいでしょう。
現実的には、クラウドソーシングやテープ起こしの会社などから仕事をもらい少しずつステップアップしてから、フリーランスとして独立するという流れがよいかと思います。
メリット
- 仕事の単価も上げることができ、よりレベルの高いテープ起こしを受注しやすくなる
- ある程度まとまった収入が入る
デメリット
- 実力がないとフリーランスでは生き残りが難しい
仕事をもらう方法はいくつかありますが、自分のレベルや仕事のペースなどに合わせて、どのルートで受注することが好ましいのかを考えてみましょう。
テープ起こしの事業を行っている業者でも求人を行っているので、是非チェックしてみてください。
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※2018年1月時点の調査情報を元にしています。