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テープ起こしで収入を得ている人の体験談
ここでは、実際にテープ起こしで収入を得ている人の体験談を紹介しています。
テープ起こしは夢の在宅ワーク?
実際にテープ起こしの仕事をしている方々の体験談を集めてみました。
「自宅で空いた時間を利用して、パソコンさえあればできる」テープ起こしは本当に夢の在宅ワークなのでしょうか?
フルタイムで働けばテープ起こしだけで生活することも可能です
一般的な会社の場合1分あたり100~120円の給与ですが、私はクライアントとの直接契約なので、ケバ取りが1分200円、逐語起こしだと1分400円程度と結構恵まれています。
仕事の多くはケバ取りで、60分の音声で12,000円ほど。60分の音声を起こすのにだいたい8時間程度かかるので、この8時間に対する報酬が12,000円ということになります。1日に8時間働いて、これを毎日続ければ月収が360,000円くらいになりますね。その気になればテープ起こしだけでも生活はできます。
※ケバ取り…口癖や相槌などの意味のない音声を除いて文字に起こす、逐語起こし…口癖や相槌なども含め、全ての音声を文字に起こす
クラウドソーシングに登録すれば結構簡単に仕事がもらえます
在宅ワークを紹介するクラウドソーシングのサイトに登録をしていたのですが、たまたまテープ起こしの仕事を見つけて、しかも報酬が高かったので申し込んでみました。
それをきっかけに仕事をもらうようになり、すでに1年ほどたちます。クラウドソーシング系のサイトには、コンスタントにテープ起こしの仕事が入ってくるので、こまめに仕事検索をしていればたくさん仕事が見つかりますよ。
自分ができそうな仕事を見つけたら、あとはサイトのフォーマットにしたがって申し込むだけ。採用になれば仕事をもらえます。
どこに住んでいても長く続けられることが魅力です
テープ起こしは、パソコンとインターネット環境さえあれば、臨機応変にどんなところでもできる仕事です。たとえば転勤などにともなって家族で転居することになったとしても、とくに問題なく転居先で同じ仕事を続けていけます。
家事や育児に忙しくても、自分のできる範囲で仕事と両立することだって可能です。その点がテープ起こしの仕事の最大のメリットと言えますね。
大きなやりがいを感じられる内職だと思います
自分が書き起こしていた文章が雑誌に掲載されたことがあり、それを見たときはやりがいを感じました。対価以上のものがあります。また、面白さは直接ライブで聴けることですね。雰囲気やその人の口調などなど…伝わりやすい文章にするためには簡単ではないと思いますが、魅力の1つだと思います。実際にテープ起こしを仕事としている人の体験談をご紹介しました。どのように感じるか、そしてテープ起こしを難しいと思うか、簡単と思うかはその人次第です。
また、スキルが上がっていけば、難しかったことも簡単になるかもしれません。
テープ起こし業者によっても請け負っているジャンルが異なるため、まずは業者の事業内容やテープ起こしの詳細もチェックしてみましょう。
テープ起こしは大変?
在宅ワークや副業でテープ起こしをする人が増えている中で、実際にどのような点が大変なのか、苦労したことは何かなどテープ起こしで収入を得ている人の体験談を紹介します。
体験談1
テープ起こしには、素起こし・ケバ取り・整文に直すという3つの仕事があります。その中で私はケバ取りの仕事をしました。ケバ取りとは読む妨げとなる言葉を削る仕事のことを言います。
まず送られてきたファイルを開くと30分の音声が入っていて、「よしやるぞ」とテンションが上がっていました。ですがそれもつかの間、その音声を聞いてみると音が悪かったのです。
そこで一旦文字を打つのをやめて全て聞き流しました。そんな作業を朝から始めて気がつくともう夕方になっていたのです。そうして1日がすぎ毎日この生活の繰り返しでした。
この当時は使い慣れないパソコンと聞きづらい音声で試行錯誤の繰り返しでした。たかが30分と甘く見ていましたが、だんだん目が痛くなってきてパソコンに向かうのが苦痛になりました。
結局全て終わるのに5.6日かかりましたが、プロでも4.5時間かかると聞いて納得しました。またテープ起こしは頑張った分達成感はありますが面倒なのも事実です。
時間との戦い=文字起こしの大変さということに気づきました。音声を聞いて文字にするのは想像以上に難しい作業です。
テープ起こしは1回で辞めてしまいましたが、辞めてからは気持ちがとても楽になりました。一概にテープ起こしがダメという訳ではありませんが、内容と金額を見て割に合うか計算することをお勧めします。
体験談2
在宅ワークの代表格といえばテープ起こしだし、パソコン1台あれば空いた時間にさくっとお小遣い程度の収入を得られる、そう思っていました。
ですが実際にやってみるとかなり大変なお仕事でした。聞いて起こすという作業が実は非常に大変で最後の方は仕事を受けるのも嫌になっていました。
タイピングの腕は中の中くらいの私がテープ起こしをすると1時間の作業で10分くらいの音声を起こせます。つまり60分のテープの場合書き起こすのに6時間かかることになります。
そのあと書き起こした文章を見ながら聴き直すのですが、この作業で2時間。つまり作業時間は8時間ということです。1分90円という値段で受けていましたので時給に換算すると675円程。
しかし、これはテープの音質がよくスムーズに進んだ場合の計算です。主なトラブルは音質が悪い、方言でなんと言っているかわからない、誰が誰だかわからない、時間がかかればその分時給が減少する…などなどです。
ですがテープ起こしはヘッドホンなどの設備投資をして、本腰を入れればしっかり稼げるお仕事です。本気でやるならかなりよい仕事だと思います。
結論として、私のように簡単な副業感覚で始めてしまうと痛い目を見るということです。
テープ起こしはこんな人にお勧め
テープ起こしはタイピングが得意な人やパソコンに慣れている人、細かい作業でも面倒にならない人などにお勧めです。
なんといってもテープ起こしはタイピングスキルが重要な仕事です。スピードが早ければ早いほど聞き取った音声を文字にすることができるからです。
また途中で音声を止めて打つという作業が少なければ作業スピードも上がるため、その分時給も高くなります。同じ時間のテープでも早く終わればその分時給もよく、逆に時間がかかれば時給は減ってしまいます。聞き取る力も必要ですが、断然タイピングスキルの方が重要です。
また、パソコンに慣れていればある程度のタイピングはできると思います。そこまで早くなくても、しばらくパソコンを使用していなかった人に比べればスムーズなはずです。特にパソコンに慣れていない人は、長時間パソコンの画面を見ているだけで疲れてしまいます。
ですからある程度パソコンに慣れている人の方が、疲れ具合も違うと思います。パソコンに慣れていなくても細かい作業や同じ作業の繰り返しでも面倒ではない、という人にも向いています。
初めは試行錯誤を繰り返したり不慣れな事が多かったりと大変だと思いますが、この様な人は続けることによって、自分なりにやりやすい方法を見つけることができます。音声を聞いて書き起こして確認する、この作業の繰り返しでも根気強く続ければだんだんと慣れてきます。
ここまでの内容を見て自分に合うと思ったら一度試して見てはいかがでしょうか。
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※2018年1月時点の調査情報を元にしています。