テープ起こしの収入相場は?
テープ起こしの気になる収入はどれくらいでしょうか?受注タイプ別に収入の相場を見てみましょう。
テープ起こしはどれくらい稼げるのか?
テープ起こしの仕事を得る一般的ルートとしては、以下の3つがあります。
- フリーで仕事を受注する
- クラウドソーシングやSOHOサイトを経由して受注する
- 知り合いからの紹介・下請けで受注する
実際にテープ起こしを仕事にしている人は、これらのどれか一つに絞っているとは限らず、複数のタイプをまたいで仕事を受注している場合もあります。それぞれのタイプの収入相場を見てみましょう。
フリーで仕事を受注する場合
60分の音声で10,000~20,000円ほどが相場です。
テープ起こしに慣れた人の場合は、60分の音声を起こすのに3~4時間かかると言われますので、時給換算では2,500~6,000円という計算になります。作業時間だけを見れば決して割の悪い収入ではありませんが、別途で無給の打ち合わせなどが入るため、時給としてはこれよりも低くなる可能性があります。
クラウドソーシング・SOHOサイトを経由して受注する場合
仕事を紹介・仲介しているサイトに登録して受注するシステム。依頼主によってギャランティに大きな幅があります。
相場の一例としては、60分の音声を起こして4,800円。仮に作業時間が4時間だった場合には、時給換算で1,200円になります。クラウドソーシングの場合は、一般的にはギャランティの2割程度の中間マージンを紹介サイトに支払います。つまり、4,800円の場合の手取り額は3,840円となります。
フリーの場合とは異なり打ち合わせは無く、仕事のフォーマットやレギュレーションが最初から指定されている場合がほとんどです。
知り合いからの紹介・下請けで仕事をする場合
双方の合意でギャランティが決まるため、相場はありません。ただ、ルートさえあれば、初心者の入り口としては確実に仕事をもらえます。
時給が数百円といった場合もあれば、キャリア次第では数千円になるケースもあるようです。
厚生労働省が調査した収入データ
過去1年間の取引先毎の仕事の状況を調査した結果、5万円未満が25.6%、5万円~10万円が9.2%、10~20万円で12.3%と多くを占めています。
それでは仕事として少ないのでは…と思うかもしれませんが、20~30万円が8.1%となっており、実は50~70万円の人も9.0%ほどいます。
もちろん家庭の環境やおかれている状況によっても異なりますが、まさに、頑張れば頑張っただけ収入として現れるという仕事ですね。
※情報データ参照元:在宅ワークに関する総合支援サイト「データでわかる在宅ワーク」(http://homeworkers.mhlw.go.jp/research/pdf/research-h25.pdf)
実際の募集内容を紹介
クラウドソーシングとして有名なランサーズでも、文字起こし・テープ起こしをしてくれる人材を募集しています。
「インタビュー音源テープ起こし」といったタイトルになると、実際のインタビューが音源としてあり、それの文字起こしをするという仕事になります。金額は自己申告となっており、希望する報酬を相談することができます。どんな納品形態で、いつまでの納品なのかといった点を確認して、応募しましょう。
実際にどれぐらいの収入を得ているのか、業者でもテープ起こしライターの紹介をしていることがあるため、まずは業者のホームページをチェックしてみましょう。多くの業者がある中で、自分はどこで仕事をすると収入が期待できそうか、考えてみてくださいね。
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