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テープ起こしにかかる時間
テープ起こしにかかる時間はどのくらい?
テープ起こしには、音源が収録されている時間の3~5倍の時間がかかるとされています。収録されている時間が10分だと30~50分、不慣れな場合は更に手間取ったりして時間がかかることも少なくありません。テープ起こしは、音声を聞いて文字に起こす作業なので初心者でもできそうなイメージがありますが、実際には難しい作業です。
仕上げのスタイルには、主に「素起こし」「ケバとり」「整文」の3種類があります。仕上げるスタイルの種類によっては、しっかりと整えるのに収録時間の10倍程度かかることもあります。
書き起こし以外の作業時間も必要
テープ起こしでは内容を聞く・文字に起こしていくという作業以外にも作業時間が必要です。滑舌や騒音の影響で聞き取りづらい箇所をしっかりと聞き取るために同じ箇所を何度も繰り返し巻き戻したり、スロー再生したりしないといけないことがあります。
また、「ケバとり」や「整文」といった種類に仕上げる場合は、書き起こす以外に不要な箇所を消したり、文章を読みやすく整えたりする作業も出てきます。テープ起こしでは、書き起こし以外の作業時間も計算に入れておくことが大切です。
業者に依頼する場合の時間との比較
業者に依頼する場合、大体60分で5営業日という期間で仕上がることが多いです。オプションで料金が上がる代わりに早く仕上げてくれるサービスやもう少し納期を伸ばす代わりに料金を安くしてくれるサービスを行っている業者もあるので必要な場合は検討してみましょう。自分で仕上げる場合は、60分の音声記録の平均が180分~300分ですので早く終わりそうにも感じるかもしれません。
しかし、不慣れな場合はそれ以上時間がかかったり、上手く仕上がらなかったり、他の業務に支障が出てしまったりする可能性もあります。業者の場合は、それまで行ってきたノウハウや専用のソフトを使用して仕上げてくれるので、納期も守ってくれて、クオリティも高いものを納品してもらうことができます。
テープ起こしの時間に関する失敗
テープ起こしが不慣れな場合、自分なりにテープ起こしの時間として見積もっていた以上に時間がかかることがあります。また、不要な箇所の削除や漢字・ひらがな・カタカナ・「!」「?」といった記号の表記の統一することや文章を読みやすく整えることに失敗してしまうことも。
このような失敗を防ぐためには、一度全体的な内容を聞いて把握したり、聞き取れない箇所は印やタイムコードを記入し聞き取れるところから進めたりといった対処をして効率よく進める必要があります。テープ起こしの時間に関する失敗は、経験を積む中で少しずつコツや自分なりの工夫を見つけて行きます。しかし、不慣れな場合はこういった失敗に陥りやすいので、注意が必要です。
テープ起こし会社の格安ランキング
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※2018年1月時点の調査情報を元にしています。