テープ起こしを外部に依頼する場合、どれくらいかかものなのでしょうか?ここでは、テープ起こしの料金相場から各社の料金表を掲載しています。
テープ起こしの料金相場は、さまざまな要因によって変動します。主に、テープ起こしの種類(素起こし、ケバ取り、整文など)、納期、専門性の有無、外国語の有無などによって料金が異なります。一般的に、テープ起こしの料金は1分あたり200円~300円程度が相場とされています。
料金が高くなるケースは、まず納期。納期が短いほど、料金は高くなります。たとえば、翌営業日納品の場合は基本料金の2倍になることもあるので注意しましょう。
もうひとつが、専門性の高い文章の場合です。医学や法律などの専門的な内容を含む場合、2~3割増しになることが一般的。外国語のテープ起こしは、5割増し~2倍の料金がかかることもあります。
テープ起こしを業者に依頼するメリットは多岐にわたります。
通常、60分の録音をテープ起こしする場合、5時間から8時間の作業時間がかかるとされていますが、これは慣れている人の場合で、慣れていない人ではさらに時間がかかる可能性があります。業者に依頼することで、このような長時間の作業を効率的に短縮することが可能になります。
また、業者に依頼することのコスト面でのメリットもあります。代行業者によっては、自分で作業するよりも低コストで依頼できる場合があります。
特に、専門技術を要するテープ起こし作業では、業者が持つ効率的な作業フローや専門知識によって、高品質なテキストを短時間で提供できるため、コストパフォーマンスが高いと言えます。
テープ起こし業者は専門分野に特化している場合が多く、医療・医学分野や学術目的での利用など、専門用語が多用される内容にも適切に対応できる点も大きなメリットです。専門性の高い内容を正確に文字起こしするには、その分野に精通した業者を選ぶことが重要です。
テープ起こしを業者に依頼する際には、短納期に対応できるか、品質が担保されているか、適正な価格であるかなど、いくつかのポイントを考慮することが推奨されます。短納期対応や専門性、セキュリティ対策など、依頼する内容に応じて適切な業者を選ぶことが、質の高いテープ起こしを実現する鍵となります。
これらのメリットを最大限に活用するためにも、業者の選定には慎重に行う必要があります。業者選びの際には、これまでの実績やセキュリティ体制、専門性を確認し、自社のニーズに合ったサービスを提供してくれる業者を選択することが大切です。
料金 | 納期 | |
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安起こし.com | 3,234円(税込) | 中5営業日 |
WITH TEAM | 3,960円(税込) | 中1〜2日 |
コエラボ | 6,600円(税込) | 中2日 |
データグリーン | 6,600円(税込) | 中3日 |
佐藤編集事務所 | 6,600円(税込) | 中3日 |
京都データサービス | 6,600円(税込) | 不明 |
ダイナーズ | 7,950円(税込) | 不明 |
ぎじろくセンター | 7,590円(税込)~ | 10日~2週間後 |
オフィスモリ | 8,085円(税込) | 中6営業日 |
速記センターつくば | 8,100円(税込) | 中3営業日 |
ジョインテックス | 8,250円(税込) | 中3日 |
モジフル | 8,415円(税込) | 中3営業日 |
エディテージ | 9,000円(税不明) | 3営業日 |
実績やダブルチェック体制が整い、コストが業界のなかで安く、柔軟に納期を調整でき、ISOの取得などセキュリティも充実している会社のなかから、特長を持つ3社を詳しく紹介しています。
【選定基準】テープ起こし、文字起こしとGoogle検索し100位のなかで公式サイトがヒットした25社から選定(2024年1月9
日時点)。①品質が高く、②費用が抑えられていて、③納期に柔軟性があり、④セキュリティが整っている会社を調査。
①「品質が高いとは」…専門業界における実績の明記とダブルチェックの体制を築いている
②「費用が抑えられているとは」…テープ起こしの通常納期「90分」の料金が、当メディア掲載企業の平均26,297円を下回る
③「納期に柔軟性があるとは」…土日祝対応または特急対応を行っている
④「セキュリティが整っているとは」…ISOの取得など、セキュリティについて公式HPに明記している
これらを押さえた会社のなかで、テープ起こしのニーズにしっかり応えられる3社を紹介します(2024年1月調査時点)。
・コエラボ...唯一トリプルチェックで、1分あたりの料金が最安196.9円で対応する会社
・データグリーン...納期が最も早い会社
・ぎじろくセンター... 唯一製本まで対応する会社