ここでは、司法に関するテープ起こしなどを行う「司法協会」について紹介します。司法協会の特徴や料金、納期の情報などをまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
司法協会では、テープ起こしのほかにも司法に関する調査研究の助成や裁判記録の謄写(複写)、法律書の刊行・販売を行っています。
テープ起こしでは、ケバ取りを行う「標準コース」のほか、裁判所での尋問録音記録の尋問部分のみ文書化する「簡裁録音体コース」、あえてケバ取りを行わずにそのまま文字に起こす「完全逐語コース」の3つのコースを用意。録音時間1時間につき1週間程度での納品となりますが、録音の内容や受注状況などによっても変動します。
なお、完成した反訳書ファイルは、Wordまたは一太郎形式でメールに添付されます。認証製本を除くすべてのファイルは編集可能になっており、納品後に自分で編集ができるようになっています。
司法協会では有料オプションも用意しており、反訳書ファイルのCD-ROM化(Wordか一太郎ファイルから選択可能)や、音声データのCD-ROM化、認証製本などのサービスを提供しています。
認証製本では、弁護士・司法書士等の法曹関係者・事務所からの依頼でなおかつ簡裁録音体コースあるいは完全逐語コースを選んだ場合に限り、校正済の反訳書を製本化。司法協会の認証文言と押印入りのため、改変不可となっているのが特徴です。
料金は反訳書ファイルのCD-ROM化が1枚320円(税込)、音声データのCD-ROM化が1枚540円(税込)、認証製本が1冊1,100円(税込)となっています。
書き起こしの依頼の際に要約やリライトもお願いしたいと考えているなら、対応業者に依頼する必要があります。本サイトではテープ起こし業者の対応業務を紹介しているので、ぜひ依頼前に目を通してみてください。
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コース名 | 納期 | 料金/分 |
---|---|---|
標準コース(ケバ取り) | 要問合せ | 税込300円/分 |
簡裁録音体コース | 要問合せ | 税込300円/分 |
完全逐語コース | 要問合せ | 税込350円/分 |
※基本料金は録音時間1分ごとに計算。ただし、反訳する録音時間の合計が30分以下の場合は一律30分で計算します。
※秒単位の端数は切り上げ。複数の音声がある場合は、その合計した時間の秒単位を切り上げとします。
※録音時間1時間につき、1週間の納期が目安です。
実績やダブルチェック体制が整い、コストが業界のなかで安く、柔軟に納期を調整でき、ISOの取得などセキュリティも充実している会社のなかから、特長を持つ3社を詳しく紹介しています。
【選定基準】テープ起こし、文字起こしとGoogle検索し100位のなかで公式サイトがヒットした25社から選定(2024年1月9
日時点)。①品質が高く、②費用が抑えられていて、③納期に柔軟性があり、④セキュリティが整っている会社を調査。
①「品質が高いとは」…専門業界における実績の明記とダブルチェックの体制を築いている
②「費用が抑えられているとは」…テープ起こしの通常納期「90分」の料金が、当メディア掲載企業の平均26,297円を下回る
③「納期に柔軟性があるとは」…土日祝対応または特急対応を行っている
④「セキュリティが整っているとは」…ISOの取得など、セキュリティについて公式HPに明記している
これらを押さえた会社のなかで、テープ起こしのニーズにしっかり応えられる3社を紹介します(2024年1月調査時点)。
・コエラボ...唯一トリプルチェックで、1分あたりの料金が最安196.9円で対応する会社
・データグリーン...納期が最も早い会社
・ぎじろくセンター... 唯一製本まで対応する会社