学術のテープ起こしができる業者一覧
大学や研究所の講演会やシンポジウムの音声を文章化したいと考えているなら、対応していて実績のあるテープ起こし業者に任せることをおすすめします。ここでは、学術的なテープ起こしの依頼を受け付けている業者を5社紹介します。
学術のテープ起こしの
料金比較
| 会社名 | 料金／分 |
|---|---|
| WITH TEAM | 132円 |
| コエラボ | 196.9円 |
| データグリーン | 220円 |
| 佐藤編集事務所 | 220円 |
| 京都データサービス | 220円 |
学術のテープ起こし
対応業者一覧
【選定基準】テープ起こし、文字起こしとGoogle検索し100位のなかで公式サイトがヒットした25社から、学術系のテープ起こしを公式サイトで言及している会社に限定(2024年1月9日時点)。
コエラボ
大学や研究所が実施している講演会やシンポジウムなどのテープ起こしを行っています。発話情報判別やタイムスタンプの表記など、要望にあわせて各種フォーマットに対応してくれます。
学術関連の案件は科研費での支払いも可能です。
- 料金：税込220円～／分
WITH TEAM
会議や座談会など学術的なテープ起こしを行っており、メールで簡単に依頼が可能です。ジャンルに精通したライターを選抜し、厳選した基準をクリアしたライターが対応にあたっているので、作業を安心して任せられます。
- 料金：税込132円～／分
データグリーン
大学や研究機関のインタビューや講演会のテープ起こしを依頼できます。AIによる音声データの解析技術とライターの知見を組み合わせたハイブリッド文字起こしで、精度の高い原稿を最短6時間以内に納品してくれます。
- 料金：税込220円～／分
佐藤編集事務所
全国各地の大学などからテープ起こしの依頼を受け付けており、30年以上にわたり文字起こしを行ってきた実績があります。年間1,000本以上の音声を文章化（2024年3月調査時点）しているノウハウを活かして、文字の起こし方などの要望には柔軟に対応してくれます。
- 料金：税込220円～／分
京都データサービス
仕上がり品質を注文前に確認できるので、サンプルで仕上がりをみてから依頼するかどうかを検討できます。手作業とダブルチェックの採用で、高品質な書き起こしをしてくれます。
大学研究者や社会学者などからの依頼実績もあり、科研費や公費での支払いにも対応可能です。
- 料金：税込220円～／分
学術の録音データをテープ起こしする際の注意点
大学や研究所で行われる講演会やシンポジウムでは、専門家同士の貴重な議論や最新の研究成果が発表されます。これらの録音データをテープ起こしすることは、学術的な知識を広めたり、議論を記録として保存する上で非常に重要です。しかし、学術的な内容のテープ起こしには、一般的な作業とは異なる特別な配慮が求められます。
専門用語や固有名詞の正確な記録
学術的な内容では、専門用語や略語、固有名詞が頻繁に使用されます。例えば、化学式、統計用語、または独自の研究用語などが含まれることがあります。これらを誤って記録してしまうと、発言の意図や内容が大きく変わってしまう恐れがあります。
事前に講演テーマや関連資料を確認し、関連する用語や略語のリストを準備しておくことで、正確な記録が可能になります。特に新しい概念や独自の理論が扱われる場合は、資料と突き合わせながら記録することが必要です。
発言内容と資料内容の連携
学術的な講演やシンポジウムでは、発表者がスライドや資料を用いて説明を行うことが一般的です。そのため、録音データだけでは話の内容を正確に理解できない場合があります。
テープ起こし作業では、発言内容と使用されたスライドや資料をリンクさせることが重要です。スライド番号やページ番号をメモし、テキスト内で注釈として記録することで、後から発表の全体像をより正確に把握できるようになります。
話者の識別と肩書きの明記
シンポジウムやパネルディスカッションでは、複数の話者が発言することが一般的です。それぞれの話者を正確に識別し、発言ごとに名前や肩書きを記録することは、内容の信頼性を高めるために欠かせません。
例えば、「発表者」「司会者」「質問者」のように役割を明記したり、正式な肩書きを併記することで、後の分析や引用作業が円滑に進みます。特に質疑応答では話者が頻繁に交代するため、話者が誰なのかを確実に記録する工夫が必要です。
正確性とニュアンスの維持
学術的な発表や議論では、微妙なニュアンスや言葉の選び方が非常に重要です。話者が意図する内容を正確に記録するためには、言い回しや強調されたポイントを忠実に再現する必要があります。
また、データや数値に関する内容では、一桁の間違いでも結論が異なってしまう場合があります。そのため、データ部分については二重チェックを行い、誤記録を防ぐ体制を整えることが求められます。
著作権とプライバシーへの配慮
学術的な講演やシンポジウムの内容には、発表者の知的財産が含まれていることが多いため、録音データやテープ起こしデータの取り扱いには注意が必要です。特に、講演の内容を他者に共有したり、公表する場合には、発表者の許可を得ることが必須です。
また、発表中に参加者の個人情報が含まれる場合、その取り扱いにも十分配慮する必要があります。こうした情報を適切に管理するために、秘密保持契約（NDA）の締結も検討すると良いでしょう。
学術のテープ起こしは個人でも可能だが…
大学や研究所での講演会やシンポジウムは、最先端の知識や貴重な議論が交わされる場です。その内容を録音データから正確にテキスト化することは、学術分野での知識共有や研究の発展に欠かせません。しかし、この作業を個人で行うには、専門知識の不足や時間的制約、聞き取りミスなどの課題が伴います。
学術的な録音データには、専門用語や固有名詞、データや統計など、非常に高い正確性が求められます。また、複数の話者が発言するシンポジウムやディスカッションでは、話者の識別や発言内容の整理に膨大な労力が必要です。こうした作業を個人で行うのは現実的ではなく、最終的なクオリティも保証されません。
これらを踏まえると、個人で行うのは負担が大きく、ミスやリスクも避けられません。専門業者に依頼すれば、正確かつ効率的に進められるため、安心して任せることができるでしょう。
おすすめの3社をピックアップしました
実績やダブルチェック体制が整い、コストが業界のなかで安く、柔軟に納期を調整でき、ISOの取得などセキュリティも充実している会社のなかから、特長を持つ3社を詳しく紹介しています。
【選定基準】テープ起こし、文字起こしとGoogle検索し100位のなかで公式サイトがヒットした25社から選定(2024年1月9
日時点)。①品質が高く、②費用が抑えられていて、③納期に柔軟性があり、④セキュリティが整っている会社を調査。
①「品質が高いとは」…専門業界における実績の明記とダブルチェックの体制を築いている
②「費用が抑えられているとは」…テープ起こしの通常納期「90分」の料金が、当メディア掲載企業の平均26,297円を下回る
③「納期に柔軟性があるとは」…土日祝対応または特急対応を行っている
④「セキュリティが整っているとは」…ISOの取得など、セキュリティについて公式HPに明記している
これらを押さえた会社のなかで、テープ起こしのニーズにしっかり応えられる3社を紹介します（2024年1月調査時点）。
・コエラボ...唯一トリプルチェックで、1分あたりの料金が最安196.9円で対応する会社
・データグリーン...納期が最も早い会社
・ぎじろくセンター... 唯一製本まで対応する会社